どうもメリークリスマス。
サンタクロースばりに、朝起きてみたら「あれ?更新されてるじゃん!」みたいなロマンチックなのを狙って更新しようとしたらコリーに先を越されました(笑)
ロマン派ハードボイルドギタリスト長谷川聡です。ウコン効きました。よろしく。
さて、今日はいつも読んでくれてる皆様へのクリスマスプレゼント代わりに長谷川家のハートウォーミングなクリスマスエピソードをお届けします(^^)
ただ、小さいお子様は絶対読んではいけませんよ!!
ではちょっと長くなりますがお付き合い下さいm(__)m
これは僕がまだ小さかった頃、小学校2、3年生位の時の話です。
僕は割と遅くまでサンタさんを信じている子供でした。
クリスマスが大好きでクリスマスは早くプレゼントを開けたくて毎年午前4時には起きてました。
サンタさんは毎年必ずお母さんに伝えた通りの物をくれました。
が、しかし…。
確か僕が二年生の時、事件は起こってしまったのです。
その年、僕はサンタさんに「ガンダムのプラモデル」を頼みました。
僕の二歳上の兄ちゃんはその年に大ブレイクしていた「ゲームボーイ」を頼みました。
そして数日。
運命のクリスマスの朝…。
起きて枕元を見ると綺麗な包装紙に包まれたプレゼントがありました。
二人は飛び起きて、キャピキャピしながら包みを開けました。
「イヤッホー!ガンダムだぜー!」
まだ小さかった僕ははしゃぎ回りました。
サンタさんはちゃんと僕の願いをきいてくれていたのです。
僕は兄ちゃんと喜びを分かち合おうと思いました。
「兄ちゃん…?」
…え?兄ちゃん?
そ、それ…
兄ちゃんのそれオセロやん…。
兄ちゃんは目に涙をためて肩を震わせていました。
僕はあの時の兄ちゃんの顔を忘れる事が出来ません。
サンタさんはなんて残酷なんだろう…。
子供心に小さな傷が残りました。
しかし運命の悪戯はこれだけでは終わりませんでした。
次の年のクリスマス。
僕は「レゴブロックの海賊船」、兄ちゃんはこの年に大ブレイクした「スーパーファミコン」をサンタさんにお願いしました。
そして再び運命のクリスマスの朝はやってきました。
目を覚ますと枕元にはプレゼントがありました。
また二人で飛び起きてプレゼントを開けました。
「イヤッホー!!レゴブロックだぜー!!」
僕はまた願い通りのプレゼントをゲットしてはしゃぎ回りました。
僕は今年こそ兄ちゃんと喜びを分かち合おうと思いました。
「兄ちゃん…?」
…うわっ、
そ、それ…
兄ちゃんのそれファミコンジャンプやん…。
兄ちゃんの頬に一筋の光が伝っているのが見えました。
知らない人の為に説明すると、「ファミコンジャンプ」とはスーパーファミコンとは全然違う、ファミコンのゲームソフトです。
いや、確かにファミコンという言葉は付きますが全くもって別物です。
あまりの切なさに小さかった僕も言葉を失いましたよ…。
んで後日談なんですが、母ちゃんに何故オセロ&ファミコンジャンプだったの?と聞いたところ、ゲームボーイもスーパーファミコンも単純に人気がありすぎて入手出来なかったらしいです。
まぁ田舎ですし、今ならそれは仕方ないと理解できます。
でも、
ゲームボーイ→オセロ
スーパーファミコン→ファミコンジャンプ
はセンス無さすぎだろ!!
いや、むしろセンス良すぎだろ!!
子供にはとても理解できねって(笑)
ただ今日はこのまま僕の親の駄目さ加減を晒して終わりませんよ。
いい所もあるんです。
オセロが届いた年は、朝4時に親父が起きてきて、今にも泣きそうな兄貴に
「お、オセロいいなぁ。一緒にやろうぜ」
といって楽しそうにオセロを始めました。
今考えると、親父は2、3時間しか寝てなかったと思います。もちろん朝から仕事があるのです。
いいとこあるんすよ。
ま、責任感じてたからって言ってしまったらそれまでなんすけどね(^_^;)
ちなみに長谷川家にはそれ以来サンタさんは来なくなりました(笑)
でも良いクリスマスの思い出です。
ではおやすみなさ~い。
皆様よいクリスマスを(^^)
サンタクロースばりに、朝起きてみたら「あれ?更新されてるじゃん!」みたいなロマンチックなのを狙って更新しようとしたらコリーに先を越されました(笑)
ロマン派ハードボイルドギタリスト長谷川聡です。ウコン効きました。よろしく。
さて、今日はいつも読んでくれてる皆様へのクリスマスプレゼント代わりに長谷川家のハートウォーミングなクリスマスエピソードをお届けします(^^)
ただ、小さいお子様は絶対読んではいけませんよ!!
ではちょっと長くなりますがお付き合い下さいm(__)m
これは僕がまだ小さかった頃、小学校2、3年生位の時の話です。
僕は割と遅くまでサンタさんを信じている子供でした。
クリスマスが大好きでクリスマスは早くプレゼントを開けたくて毎年午前4時には起きてました。
サンタさんは毎年必ずお母さんに伝えた通りの物をくれました。
が、しかし…。
確か僕が二年生の時、事件は起こってしまったのです。
その年、僕はサンタさんに「ガンダムのプラモデル」を頼みました。
僕の二歳上の兄ちゃんはその年に大ブレイクしていた「ゲームボーイ」を頼みました。
そして数日。
運命のクリスマスの朝…。
起きて枕元を見ると綺麗な包装紙に包まれたプレゼントがありました。
二人は飛び起きて、キャピキャピしながら包みを開けました。
「イヤッホー!ガンダムだぜー!」
まだ小さかった僕ははしゃぎ回りました。
サンタさんはちゃんと僕の願いをきいてくれていたのです。
僕は兄ちゃんと喜びを分かち合おうと思いました。
「兄ちゃん…?」
…え?兄ちゃん?
そ、それ…
兄ちゃんのそれオセロやん…。
兄ちゃんは目に涙をためて肩を震わせていました。
僕はあの時の兄ちゃんの顔を忘れる事が出来ません。
サンタさんはなんて残酷なんだろう…。
子供心に小さな傷が残りました。
しかし運命の悪戯はこれだけでは終わりませんでした。
次の年のクリスマス。
僕は「レゴブロックの海賊船」、兄ちゃんはこの年に大ブレイクした「スーパーファミコン」をサンタさんにお願いしました。
そして再び運命のクリスマスの朝はやってきました。
目を覚ますと枕元にはプレゼントがありました。
また二人で飛び起きてプレゼントを開けました。
「イヤッホー!!レゴブロックだぜー!!」
僕はまた願い通りのプレゼントをゲットしてはしゃぎ回りました。
僕は今年こそ兄ちゃんと喜びを分かち合おうと思いました。
「兄ちゃん…?」
…うわっ、
そ、それ…
兄ちゃんのそれファミコンジャンプやん…。
兄ちゃんの頬に一筋の光が伝っているのが見えました。
知らない人の為に説明すると、「ファミコンジャンプ」とはスーパーファミコンとは全然違う、ファミコンのゲームソフトです。
いや、確かにファミコンという言葉は付きますが全くもって別物です。
あまりの切なさに小さかった僕も言葉を失いましたよ…。
んで後日談なんですが、母ちゃんに何故オセロ&ファミコンジャンプだったの?と聞いたところ、ゲームボーイもスーパーファミコンも単純に人気がありすぎて入手出来なかったらしいです。
まぁ田舎ですし、今ならそれは仕方ないと理解できます。
でも、
ゲームボーイ→オセロ
スーパーファミコン→ファミコンジャンプ
はセンス無さすぎだろ!!
いや、むしろセンス良すぎだろ!!
子供にはとても理解できねって(笑)
ただ今日はこのまま僕の親の駄目さ加減を晒して終わりませんよ。
いい所もあるんです。
オセロが届いた年は、朝4時に親父が起きてきて、今にも泣きそうな兄貴に
「お、オセロいいなぁ。一緒にやろうぜ」
といって楽しそうにオセロを始めました。
今考えると、親父は2、3時間しか寝てなかったと思います。もちろん朝から仕事があるのです。
いいとこあるんすよ。
ま、責任感じてたからって言ってしまったらそれまでなんすけどね(^_^;)
ちなみに長谷川家にはそれ以来サンタさんは来なくなりました(笑)
でも良いクリスマスの思い出です。
ではおやすみなさ~い。
皆様よいクリスマスを(^^)
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